阿佐海岸鉄道のDMV、平日は全て8往復に減便 16日から

能登智彦
[PR]

 阿佐海岸鉄道(徳島県海陽町)は、線路と道路の両方を走行できる世界初の「デュアル・モード・ビークル(DMV)」の運行ダイヤを16日に改定する。経費削減のため平日は全て8往復に減便する一方、団体向けには臨時便を走らせて、観光客らの需要に対応する。

 発表によると、ダイヤ改定で、阿波海南文化村(海陽町)―道の駅宍喰温泉(同)を13往復している月、木、金曜について、火、水曜同様に8往復に減便する。土日、祝日については現行の11往復を維持する。

 土日、祝日に海の駅とろむ(高知県室戸市)まで直通している便(1往復)は、宍喰駅で5分間の停車時間をとり、改札口で販売している鉄道版・御朱印「鉄印」を購入したり、記念撮影したりできるようにする。

 同社は「通常利用とインバウンド鉄道ファンの利用という両面のニーズを考慮したダイヤ。団体予約が必要だが、臨時便もぜひ利用してほしい」としている。(能登智彦)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【本日23:59まで!】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら