マイナ保険証、5千の医療機関でトラブル 医療費全額請求700件超

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吉備彩日
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 マイナンバーカードと健康保険証を一体化した「マイナ保険証」について、何らかのトラブルが発生した医療機関が全国約5千カ所にのぼることがわかった。患者に医療費を全額請求した事例も少なくとも753件あった。全国保険医団体連合会(保団連)が1月31日に調査結果を公表した。

 国は健康保険証を12月に廃止し、マイナ保険証に一本化すると決定。これを受け、保団連は全国5万5357カ所の医療機関に昨年11月下旬~今年1月上旬、アンケートを実施した。回答を得た8672カ所のうち約6割の5188カ所が、昨年10月1日以降にオンライン資格確認に関するトラブルがあったとした。

8割超の医療機関、現行の保険証で確認

 主なトラブルの内容(複数回…

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この記事を書いた人
吉備彩日
くらし報道部|社会保障担当
専門・関心分野
社会保障、医療、共生社会
マイナンバー・マイナ保険証問題

マイナンバー・マイナ保険証問題

マイナンバーカードと健康保険証が一体化した「マイナ保険証」への移行が本格化し、従来の健康保険証の新規発行が停止されましたが、マイナ保険証の利用は低調なままです。関連ニュースをまとめてお伝えします。[もっと見る]