普通列車16本をワンマン化 JR四国、予讃線や高徳線などで当面

福家司
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 JR四国は14日、普通列車のうち、愛媛、徳島、高知の3県で運行している16本を23日から当面の間、ワンマン運転にすると発表した。通学客が減る時期に合わせて実施するという。

 ワンマン化されるのは、愛媛県の予讃線松山―伊予市間2本、松山―八幡浜間3本▽徳島県の高徳線徳島―板野間5本、牟岐線徳島―阿南間2本▽高知県土讃線高知―須崎間3本、須崎―土佐山田間1本。このうち、愛媛県の5本は現在の2両編成を1両に減らす。徳島、高知県の3本は2両編成のままで後部の1両は回送扱いとする。残りの8本は現在も1両で運転している。

 JR四国運輸課によると、これらの線区では日中を中心にワンマン運転を実施しており、今回は朝夕の列車が中心。南壮憲課長は「乗務員不足への対応や車両数減による経費節減により、利用実態に応じた効率的な輸送を図りたい」としている。(福家司)

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