万博ラッピング列車、関西の鉄道各社が30日から一斉に運行

瀬戸口和秀
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 2025年の大阪・関西万博の機運を盛り上げようと、開幕500日前の30日から、関西の鉄道各社が万博の公式キャラクター「ミャクミャク」などをあしらったラッピング列車を走らせる。万博が閉幕する25年10月まで運行する予定。

 JR西日本は29日、大阪市城東区にある吹田総合車両所森ノ宮支所で、万博ラッピング列車を報道陣に公開した。323系(8両編成)の車体にはミャクミャクのほかに、万博のロゴマークや「2025年日本国際博覧会」の文字などをあしらった。車内も、ミャクミャクなどをデザインした広告を掲げている。

 JR西は、この1編成を大阪環状線と、ゆめ咲線で走らせる。担当者は報道陣の取材に「できるだけ目を引き、より多くの方に万博を身近に感じていただけるようなデザインにした。この列車を走らせることでより万博の機運を高めていきたい」と話した。

 JR西のほかに、大阪メトロ近畿日本鉄道阪急電鉄阪神電鉄京阪電鉄でも30日から、万博のラッピング列車を運行する。(瀬戸口和秀)

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