LRT利用者、3カ月目は約39万人 土日祝は予測を大きく上回る

石原剛文

 【栃木】次世代型路面電車(LRT)を運行する宇都宮ライトレールは24日、LRTの開業後3カ月目の1カ月間(10月26日~11月25日)の利用者数が約39万人だったと発表した。当初需要予測の約1・3倍にあたる。土日祝日の利用者数が予測を大きく上回っているという。

 同社によると、1日あたりの利用者数は平日が約1万3千人と、当初需要予測(約1万2800人)とほぼ同水準。土日祝日は1万1千~1万2千人で、当初需要予測(約4400人)の2倍以上になっている。

 これまでに約3800人の団体利用・予約があったほか、定期券の利用回数も1日あたり約4千回と、開業当初の倍になった。11月3日から発売の1日乗車券は約1300枚販売したという。

 同社は土日祝日の利用者が多いことについて、「開業特需」は落ち着いたものの、「県内外からの観光客や沿線周辺のイベントに参加する人のほか、買い物などで商業施設に行く人の利用が多いためではないか」とみている…

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この記事を書いた人
石原剛文
宇都宮総局
専門・関心分野
教育、コミュニケーション