鉄道模型ジオラマで113系と500系新幹線走行 上郡町役場

雨宮徹
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 10月14日の「鉄道の日」に合わせ、兵庫県上郡町にゆかりがある鉄道を紹介しようと、同町は13日までの午前9時~午後4時、役場2階に展示されたジオラマの鉄道模型で車両を走らせている。庁舎を訪れた人たちが足をとめてのぞき込んでいる。

 ジオラマは縦約175センチ、横約80センチ、高さ約80センチのケースに入れられている。楕円(だえん)のレールが設置され、駅舎やトンネルなども作り込まれている。鉄道模型の「Zゲージ」が使われ、オレンジ色と深緑色の色合いで親しまれた113系や500系新幹線が周回する。113系は町内を通るJR山陽線の一部区間で今も走っている。

 兵庫、岡山、鳥取の各県を通る智頭急行の特急「スーパーはくと」も町内を走っており、Nゲージの模型が展示されている。

 ジオラマは町外に住む人から町へ寄贈されたもの。町の担当者は「コロナ禍で鉄道利用者が減ったなか、町内外の人たちにJRや智頭急行をもっと知ってもらい、利用を呼びかけたい」と話す。(雨宮徹)

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