イスラエル情勢でXの偽情報相次ぐ マスク氏の対応に批判強まる

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サンフランシスコ=五十嵐大介

 イスラム組織ハマスによるイスラエルへの武力攻撃で始まった軍事衝突に関連し、X(旧ツイッター)で偽情報などの有害投稿が広がっている。起業家イーロン・マスク氏がXの買収後に手がけた仕様変更が影響しているとみて、批判が強まっている。

 「速報 イスラエルがパレスチナ最大の教会を爆撃で破壊した」

 調査報道ジャーナリストを名乗るアカウントは9日、イスラエルがガザにある最古の教会を爆撃で破壊したと投稿。この投稿は300万回以上表示された。だが、教会側は同日、フェイスブックの投稿で「教会が損傷したというニュースは誤りだ」と否定した。

有料アカウントで拡散も

 また、偽情報を取材する英B…

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この記事を書いた人
五十嵐大介
サンフランシスコ支局長兼編集委員
専門・関心分野
テクノロジー、経済、グローバリゼーション