「その時」駅長は誰だ? 徳島駅でよしのがわトロッコ列車3周年企画

福家司
[PR]

 JR徳島線を走るトロッコ列車「藍よしのがわトロッコ」が運転開始から3周年を迎えるのを記念し、JR四国は8日、始発駅のJR徳島駅でイベントを開く。当日に募集、任命する「その時駅長」などの催しがある。

 藍よしのがわトロッコは2020年10月、徳島―阿波池田間に週末を中心に1日1往復の運行を開始。これまでに約1万5千人が利用し、乗車率は約7割という人気列車だ。車内では地元ガイドが沿線の歴史文化を紹介し、徳島県つるぎ町の「太田女性会」が列車に向かって手を振るなど、住民も「おもてなし」を続けてきた。

 徳島駅でのイベントは、午前10時32分の下り便の発車にあわせたもの。改札口前で「その時駅長」の抽選券を配布(9時~10時)し、10時10分に抽選。当選者に発車の際に出発合図をして見送ってもらう。

 7~9日には乗客に県産のそば米を使った「阿波おこし」をプレゼント、記念の焼き菓子などスイーツも販売。上り便の乗客には3周年記念弁当が12月24日まで販売され、オリジナルハンドタオルも発売される。(福家司)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません