世界大学ランキング、8年連続1位は? 日本勢最高は東大の29位
英国の教育誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」は27日、2024年版の世界大学ランキングを発表した。1位は8年連続で英オックスフォード大で、2位は米スタンフォード大(前年3位)、3位は米マサチューセッツ工科大(同5位)だった。日本の大学で最高だったのは29位の東大で、前年の39位から順位を上げた。
108カ国・地域の1904大学を調査対象とし、研究の環境や質、学生への教育など5分野の評価をもとに順位付けした。東大が20位台となったのは15年以来。日本勢は京大が55位と続き、東北大(130位)、大阪大(175位)、東京工業大(191位)も上位200校に入った。アジア最高は中国の清華大(12位)で、北京大(14位)が続いた。トップ15校に中国勢が2校入るのは初という。シンガポール国立大(19位)も上位20校に入った。
トップ10は英国と米国の大学が占めた。前年2位の米ハーバード大は4位、同3位の英ケンブリッジ大は5位に順位を下げた。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
【春トク】締め切り迫る!記事が読み放題!スタンダードコース2カ月間月額100円!詳しくはこちら
- 【視点】
今回の結果だけで、日本の大学は復活した、などと早合点してはいけません。今回から5つの指標が加わったのですが、その中に日本の大学が世界的にみても数が圧倒的に多い「特許」があったから、日本の各大学の順位が上がったという話です。 集計方法がよ
…続きを読む