話題の高専、旅する学校…なぜ志望?何を学ぶ?在校生が語る学校生活

有料記事変わる進学

中村瞬
[PR]

 話題の高専、旅する学校、80カ国から生徒が集うインターナショナルスクール――。「とがった」進学先を選んだ高校生らが集い、小中学生や保護者と話し合うイベントが今月、探究の専門塾「探究学舎」(東京都三鷹市)で開かれた。なぜ志望し、何を学んでいるのか。参加した3人に聞いた。(中村瞬)

神山まるごと高専 鈴木結衣さん(16)

 神山まるごと高専は全寮制で、コンビニは徒歩30分の距離に1軒あるだけ。出身地のさいたま市と全く違う環境ですが、のどかで町民との関わりも深く、毎日楽しく過ごしています。

 小さい頃から、父の書斎にあったビジネス書に興味があり、物心ついた頃には「起業したい」という思いを漠然と持っていました。

 小中学校は地元の公立です。自分で言うのも変ですが、中学時代は優等生タイプで、偏差値の高い高校に行き、いい大学に行くことが、いい選択と思っていました。中3の夏、母から「起業を学べる学校があるよ」と聞いて、高専の存在を知りました。

 募集要項を見ると、求める生徒は「正解のない問いに対して、独自の解を出せる人」や「モノづくりに興味や関心がある人」など。受験を決めてからは、まず自己分析に取り組みました。

世界各地を旅しながら学ぶ学校、世界中から生徒が集う軽井沢のインターナショナルスクール……。記事の後半では、各校に通う生徒に、志望動機や学校生活などについて話してもらいました。

 今までどんなことを考え、ど…

この記事は有料記事です。残り2622文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【本日23:59まで!】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら