【詳報】検討陣を驚かせた名人、悠然と陣取り合戦へ 挑戦者が封じ手
名人が一気の3連勝か、挑戦者の反撃開始か――。芝野虎丸名人(23)=十段と合わせ二冠=に井山裕太王座(34)=碁聖と合わせ二冠=が挑戦している第48期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第3局が19日午前、愛知県田原市の旅館「角上楼」で始まる。
前期七番勝負でも最終第7局に至る名勝負を戦った両雄。芝野が名人初防衛を果たすか、井山が最短での名人奪還を成し遂げるかのシリーズとなった。
8月24日に開幕した七番勝負は第1、2局と芝野が連勝して勢いに乗る。本局も制して連覇へ残り1勝とするか、百戦錬磨の井山が1勝を返すかの一局となる。
対局は2日制で持ち時間各8時間。19日午前9時に始まり、午後5時半以降に打ち掛け。20日午前9時に封じ手を開封して再開し、同日夜までに終局する見込み。朝日新聞デジタルでは2日間の経過をタイムラインで徹底詳報する。
封じ手予想
規定では午後5時30分になれば次の手を封じることができるが、挑戦者が封じたのは午後5時51分。都合51分かけた。消費時間は名人3時間9分、挑戦者4時間42分。1時間半以上の差が開いている。
挑戦者はどこに封じたか。検…
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