きのこ味わう列車の旅 明知鉄道、11月末まで運行

本井宏人
[PR]

 明知鉄道岐阜県恵那市)の「きのこ列車」の運行が始まった。マツタケ入りの土瓶蒸しや、ロージ、アミタケなど、きのこづくしの料理を、片道25・1キロの車窓とともに楽しむ。初日の1日は38人が乗車した。

 「きのこ列車」は、年に6種類ある食堂車の中で最も人気があり、昨秋は2954人が乗車した。コロナ禍のため1両あたり18人に限っていた定員を、4月の「寒天列車」から27人に戻した。明知鉄道は今秋、コロナ禍前の約5千人の利用を見込む。

 11月末まで運行する。午後0時25分に恵那駅を出発。大人5500円、小学生以下3300円。恵那市内のバスが無料乗車できるなどの特典もある。休日でない月曜は運休。5日前の午後3時までに明知鉄道(0573・54・4101)へ予約する。

 また、日本酒と料理が楽しめる「枡酒(ますざけ)列車」も運行する。9月中と来年1月20日~3月30日の土曜日で、大人5千円。(本井宏人)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません