「勝手に希望を見つけないで」 崩れた家で言われた言葉 特派員メモ

有料記事

高久潤

@パレスチナ自治区ジェニン

 「撃たれたんだから倒れてよ」

 7月、イスラエルが占領するパレスチナ自治区ヨルダン川西岸のジェニン難民キャンプでいきなり「銃口」を向けられた。銃口といっても、水鉄砲。振り返ると、10歳ほどの子ども5人がはしゃいでいた。私の服は、確かに彼らによる「発砲」でぬれていた。

 彼らに出会ったのは、数日前…

この記事は有料記事です。残り411文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

この記事を書いた人
高久潤
エルサレム支局長
専門・関心分野
グローバリゼーション、民主主義、文化、芸術