日本郵政・増田社長「落とし穴が…」約束守れず 後任は「既定路線」

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藤田知也 東谷晃平
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 6月に退任する日本郵政増田寛也社長(73)が4月2日に会見を開き、社長交代の経緯や理由を説明した。1日付で常務執行役となった根岸一行・前日本郵便常務執行役員・東海支社長(54)にバトンを託すが、不祥事が止まらない組織体質を変えられるかは不透明だ。

 「若い人に思い切ってバトンタッチし、周囲でサポートする体制がいいと議論した」。増田氏は後任選びの経緯をそう説明し、新たな経営計画の策定を任せるべきだと考えたと強調した。

候補を絞ったのは昨年末

 増田氏によると、一昨年には…

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この記事を書いた人
藤田知也
経済部
専門・関心分野
経済、事件、調査報道など