選挙のためなら「飛んでいく」 原田義昭氏、教団側に「今でも感謝」
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について、選挙で関わりを持ったという自民党の前衆院議員で、元環境相の原田義昭氏(78)が語った主な内容は次の通り。
――福岡5区から立候補した前回衆院選で、旧統一教会から支援を受けていたのは事実か
「旧統一教会と関わりがあったのは否定しません。国政選挙では、宗教団体以外にも文化、スポーツなど含めて30、40の組織や団体の支援を受け、何とか10万票以上をとってきた。旧統一教会以外も12、13の宗教組織と付き合ってきた。真面目に付き合っていれば、彼らは選挙で応援してくれる」
「そうした組織の一つとして、旧統一教会とも真面目に付き合っていた。会合があれば行ったし、あいさつもした。大切な応援組織の一つだから、選挙になったら、応援も当然お願いした。選挙になれば支援を呼びかける電話かけにも来てくれた」
――教団側から祝電を打ってくれと言われたら打っていたのか
「そういうことはあった。反社会的組織以外なら、私たちは喜んで集会に行かせていただく。行けばやはりお祝いの言葉の一つは話すでしょう。それが今の日本の民主主義で、普通の選挙活動の一環です」
「日頃からちゃんと付き合ってきた。『原田さんなら』とがんばってくれた」
――2021年の衆院選より前も教団の集会に参加したのか
「行ったと記憶している。特…
- 【解説】
旧統一教会と自民党・政治家の関わりについて、議席を離れたからこそざっくばらんに語られている保存版的内容。しかしやはり今でも認識は甘く、つっこみどころは多い。列挙しておく。 ・どうして目の前のこの人たちはそこまで無償で熱心に支援してくれ
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