ツチノコはいるのか、それとも迷信か 目撃談追う記録映画、夏完成へ
編集委員・小泉信一
「幻の蛇」と呼ばれ、その正体が今も謎に包まれているツチノコ(槌(つち)の子)。山あいでの目撃情報や伝承を追ったドキュメンタリー映画「おらが村のツチノコ騒動記」が今年の夏に完成する。監督は川崎市麻生区在住の今井友樹さん(43)。ツチノコを通じ、環境破壊や過疎化など地方が抱える問題も描くという。
「『ツチノコなんて絶対いない』『迷信だ』と頭から否定する人もいる。でも、山で暮らす人々の暮らしには不思議な話が多いのです」と今井さんは話す。
小6のとき山道で見つけた不思議なもの
深い森に囲まれた岐阜県東部の東白川村出身。小学6年のとき、山道で斜面にあった石をはがしながら遊んでいたら不思議なものを見つけたという。
「黒くて光沢があり、太くて…
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