海を装う列車、三重の伊勢志摩で運行 近鉄

臼井昭仁

 近鉄は今月から、三重県の鳥羽・志摩の魅力を広く伝えるため、海をイメージしたラッピング列車2編成を伊勢中川―賢島間で走らせる。

 列車は2両編成で「とばしまメモリー なみの章」と「とばしまメモリー うみの章」。ともに車体には青が基調のデザインが施されている。つり革や座席、床も海をテーマにした特別な装いをしている。

 「なみの章」は6日から、「うみの章」は今月下旬から、普通列車として運行する。期間は未定。他の車両と接続して伊勢中川―名古屋間を走ることもある。

 「なみの章」の運行開始に先立ち3日、関係者を集めて鳥羽―賢島間で試乗会があった。4日は午前中、賢島駅に置かれ、お披露目のイベントが開かれる。

 近鉄のラッピング列車は現在、「みえ応援ポケモン」をデザインしたミジュマルトレインがある。県外では奈良―神戸三宮間などで、鹿などをデザインした「ならしかトレイン」が走っている。(臼井昭仁)…

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この記事を書いた人
臼井昭仁
半田支局長
専門・関心分野
農林水産業、運輸、過疎問題