新幹線で敬遠されがちなあの座席 窮屈?でもちょっとした「特典」が

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松岡大将
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 もうすぐ年末年始。新型コロナ下の自粛ムードが落ち着き、昨年よりも帰省や旅行に行く人も増えそうです。新幹線などの予約は済みましたか? 東海道新幹線には、あまり人気はないけれど、ちょっとした「特典」のある席があります。

 東海道新幹線の指定・自由席は、窓側からA・B・Cと3人席、通路を挟んでD・Eと2人席が並ぶ。

 一番人気は窓側の席。予約はAとEから埋まり、次に通路側のCとD。3人席中央のB席は最後まで残る傾向がある。特にここ最近は「コロナ下で間隔を空けたい人が多いと考えられ、空席が目立っていた」と広報担当者は言う。

 JR東海によると、東海道新幹線の年末年始(28日~1月5日)の予約席数は今月15日時点で130万席(予約率約37%)。席数はコロナ前の18年度の76%だが、昨年度に比べると117%になっている。一部の便ではさらなる混雑が見込まれる。

 そうなると、B席も含めて予約で埋まる可能性がある。両側を見知らぬ人に挟まれる場合は、窮屈に感じるかもしれない。

「特典」ができた経緯や、調べるうちに浮かんだ疑問「ひじ掛けは誰のもの」についても、JR東海に見解を聞きました。

 しかし、そこまで悪い席では…

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    大川千寿
    (神奈川大学法学部教授)
    2023年5月30日23時1分 投稿
    【視点】

    私は最近はC席を予約することが多いです。そして、少し広いB席の背面を斜め後ろから時々眺めます。なぜC席かというと、この記事にもある通り、B席が空席のことが少なくなく、余裕を感じられること、大きな荷物があるときも棚の上に手を伸ばしやすいこと、

    …続きを読む
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    高橋末菜
    (朝日新聞経済部次長)
    2022年12月27日17時49分 投稿
    【視点】

    昨年9月から大阪に単身赴任をしています。「ワンオペ」で疲弊している夫の支援と子どもたちに会うために、毎週末、東海道新幹線で往復しています。 スマホで予約するのですが、記事にあるとおりまずはA席があいていないか探します。それがなければ、

    …続きを読む