北東北3エリア、スイカ利用可能に 来年5月27日から

藤井怜
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 【岩手】JR東日本盛岡支社と秋田支社は12日、ICカード乗車券「Suica(スイカ)」が、来年5月27日から北東北の三つのエリアの在来線で利用できるようになると発表した。

 新たにスイカが使えるようになるのは、青森、盛岡、秋田エリアの計45駅。いずれのエリアも、利用はエリア内の駅で乗降する場合に限られ、エリア外の駅で乗ったり降りたりする場合は、これまで通り切符が必要になる。

 例えば、盛岡エリアであれば、雫石から北上まで行くことはできるが、盛岡からエリア外の水沢や、別エリアの青森や秋田に行くといった使い方はできない。

 サービスの導入にあたり、対象になる主要な駅では、IC対応自動改札機が設置される予定で、それ以外の駅では、簡易スイカ改札機が設置される。

 導入に合わせ、盛岡エリア内の新幹線定期券をスイカで発売するほか、在来線乗車ポイントのサービスも始める予定という。

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