山を初めて歩いたライチョウ親子 「野生家族に見え、神々しかった」

小野智美
【動画】中央アルプスへ里帰りしたライチョウ母子がふるさとを初めて散歩=環境省提供
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 国の特別天然記念物ライチョウを繁殖させ、中央アルプスの木曽駒ケ岳(長野県、2956メートル)へ返した那須どうぶつ王国(栃木県那須町)の佐藤哲也園長が12日、取材に応じ、山での状況を語った。佐藤園長は自然の中のライチョウの姿を「我々が飼育してきたとは思えないほど野生の家族に見えた」と話し、「神々しかった」と表現した。

 ライチョウは昨夏、1家族が那須へ来て、これまでにヒナが17羽まで増えた。環境省は10日、ヒナ16羽を母鳥3羽と共に山へ移送し、山中のケージで過ごさせた。11日は、母鳥1羽の「赤」とそのヒナ7羽を外へ出した。1年ぶりの故郷で赤は当初、緊張で体を細くし、声を出してヒナの位置を確認。高山植物を食べるヒナのため岩の上でしばらく警戒に立ったという。

 同省は11日、山中で過ごす赤やヒナを撮った写真と動画を報道陣に公開した。

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