ライチョウ移送から1週間 ヒナ体重増へ

小野智美

 【栃木】中央アルプス(長野県)から那須どうぶつ王国(那須町)にヘリコプターで移送された野生のライチョウ家族7羽が、無事に1週間を過ごした。園によると、新しい環境にも慣れてエサをよく食べ、ヒナ6羽の体重は50グラム前後ずつ増えたという。

 到着した3日のヒナ6羽の体重は102グラム~152グラムだったが、10日は150グラム~217グラムになった。食欲は旺盛で、虫やコケモモ、野菜、野草、人工飼料などのエサを与えているという。

 7羽は、日中は広さ約16平方メートルの屋内放飼場で過ごし、夜間は広さ約4平方メートルのケージに移動する。7月末に中央アルプスを訪れた佐藤哲也園長が現地のケージを観察して似た環境を再現した。屋内に設けたが、中央アルプスのケージと同じように、雨よけのシートで覆って内側に高山植物のガンコウランを置いた。

 佐藤園長は「到着後すぐにそのケージに入れたので『環境は変わらない』とライチョウたちに伝えられたんだと思う。今はまったく落ち着いています」と安堵(あんど)の表情で語った…

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