緊急事態宣言下の東京五輪 前厚労政務官の思い

有料記事

聞き手・大牟田透
[PR]

 東京五輪緊急事態宣言下で、首都圏では無観客で開催される方向になった。開幕直前の混乱を見て、自らも医師で、初期のコロナ対応に厚生労働政務官として関わった自民党の自見英子(はなこ)参院議員は「忸怩(じくじ)たる思い」という。真意を聞いた。

 五輪自体はコロナ前から決まっていたし、選手のために開催が望ましい。しかし延期して1年はあったのに準備不足が目立ちます。東京都の顔も見えません。感染拡大をどう防ぐのか具体論で示さないと国民は当然納得しないし、選手も不安でしょう。初期の感染症政策に関わった国会議員として忸怩(じくじ)たる思いです。

 今の感染状況を考えれば、私…

この記事は有料記事です。残り1067文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら