米国とイラン、核問題で協議を継続 両国代表団が対面する場面も
カイロ=大野良祐 ワシントン=清宮涼
イランの核開発に関する米国とイランの高官協議が12日、オマーンの首都マスカットで開かれた。核問題について両者がそれぞれの政府の立場を表明したうえで、今後協議を続けることに合意して終了した。次回は19日を予定しているという。
協議は約2時間半続いた。イラン外務省によると、オマーンを介した間接的なやりとりで協議を進めたが、最後に両代表団がオマーン外相の前で数分間言葉を交わしたという。閣僚を含む高官が対面するのは、米国が2018年にイラン核合意から離脱して以来とみられる。
イラン側はアラグチ外相がSNSに「(協議は)建設的で前向きな空気のなかで行われた」と記した。イラン側はオマーンが引き続きホスト国をつとめるとしている。米CNNは、欧州で開かれる可能性があると報じた。
トランプ米大統領は12日夜…
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