石炭博物館の模擬坑道、復旧後に再開へ 北海道・夕張

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斎藤徹

 夕張市石炭博物館(北海道夕張市)の模擬坑道について、厚谷司市長は7日、2023年度中にも営業を再開する方針を明らかにした。模擬坑道は19年4月の火災後に休止している。市は復旧工事に関する予算を9日開会の市議会定例会に計上し、22年度から復旧工事を始める。

 7日、模擬坑道再開について検討する有識者会議で厚谷市長は「模擬坑道は炭都・夕張の象徴であり、地域再生のために不可欠な施設。見学者の安全を確保できるよう対策を施した上で、再来年度からの営業再開をめざしていく」と述べた。

 有識者らは模擬坑道について、火災で破損した箇所については復旧がほぼ完了したことを確認した。

 ただ調査の過程で天井部分に…

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この記事を書いた人
斎藤徹
山形総局|総局キャップ・県政担当
専門・関心分野
人口が減っても持続可能な地域づくり