一畑電車「しまねっこ号Ⅱ」 内装リニューアル

浪間新太
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 ピンク色の外装が特徴の一畑電車「ご縁電車しまねっこ号Ⅱ」(1編成2両)。このほど車両の内装がリニューアルされ、21日に運行を始めた。運行前に島根県観光キャラクターしまねっこが松江しんじ湖温泉駅を訪問してPRした。

 内装リニューアルは、県がインバウンド重点市場と位置づける台湾へのPRを目的に600万円の予算で実施。「しまねっこの走る別荘」をイメージした車両の各所に小籠包やタピオカドリンクなど計8点の「隠れ台湾」イラストをあしらっていて、しまねっこのオブジェも設置している。

 一畑電車と台湾鉄路管理局は2019年4月に友好協定を締結している。一畑電車の野津昌巳営業課長は「素晴らしい内装になった。台湾からのインバウンドとともに、地元の方々にも乗って楽しんでほしい」と話す。「しまねっこ号Ⅱ」にこの日乗車した松江市の小学1年、岸祐介君(7)は「しまねっこがかわいくて、乗っていて楽しい」と声を弾ませていた。(浪間新太)

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