福岡)浸水被害で明暗 柳川は掘割が水の受け皿に
野上隆生
九州各地に大きな被害をもたらした7月豪雨から1カ月。6、7日を中心に豪雨に襲われた福岡県内では、低平地が広がる筑後地方の各地が水浸しになった。柳川市と久留米市城島町では、掘割(水路)の「先行排水」に取り組んだが、明暗が分かれた。なにが違いを生んだのか。
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「雨の降るごたっけん、ちょっと水落として、準備ばお願いできんやろか」
7月3日の金曜日。柳川市水路課の三小田祐輔・水路管理係長ら職員が20人の「水門管理人」に電話をかけた。週明けにかけて大雨の予報が出ていた。夜の干潮に向けて掘割の水位をできるだけ下げるため、水門を開けるよう要請したのだ。
市によると、市内に張り巡ら…
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