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　関東指折りの酒どころである茨城の地酒の魅力を広めようと、県が紹介パンフレットをつくった。おすすめの銘柄の味わいをわかりやすく解説し、何から飲んだらよいか迷う人へ格好の手引となっている。

　パンフの題は「百酒繚乱（りょうらん）」。冒頭に、サッカー元日本代表で各地の日本酒にも詳しい中田英寿さんのインタビューを掲載した。中田さんは茨城の酒について、「全体的にレベルが底上げされていて、どう伸びていくか楽しみ」などと語っている。

　便利なのは、さまざまな銘柄を写真付きで紹介した「地酒の達人65選」だ。県産業技術イノベーションセンターで日本酒を担当する武田文宣（あやのぶ）さんや土浦市で地酒専門店を営む佐藤栄介さんらが、県内36蔵から選んだ65銘柄の味わいについてくわしいコメントを加えている。

　県内には酒造免許を持つ41…