4月の電気・ガス料金、全社値上がり 補助終了と再エネ賦課金増で

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多鹿ちなみ
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 大手電力10社と大手都市ガス4社は28日、4月使用分(5月請求分)の電気・ガス料金を発表した。政府の補助金が3月使用分までで終わることなどから、前月と比べて全社で値上がりする。

 電気料金(国の認可が必要な規制料金)は、平均的な家庭でみると10社で385~465円上がる。ガスは4社で106~141円上がる。LNG(液化天然ガス)などの燃料価格は下落傾向にあるが、補助金がなくなるのに加え、再生可能エネルギーの普及のために電気料金に上乗せする賦課金が増額されるからだ。

 新年度の再エネ賦課金は1キロワット時あたり3.98円で、前年度より0.49円アップする。平均的な家庭の電気料金を120円ほど押し上げる効果がある。

 電気・ガスの補助金は202…

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この記事を書いた人
多鹿ちなみ
経済部
専門・関心分野
エネルギー政策、人権、司法