広島大の26歳「アジアの科学者100人」に ブラックホール研究で
編集委員・副島英樹
シンガポールの科学誌「Asian Scientist Magazine」が発表した今年の「アジアの科学者100人」に、広島大学大学院で先進理工系科学研究科の助教を務める片山春菜さん(26)が選ばれた。同誌は「アジア最高の科学者たちに光を当てる」として2016年から毎年100人を選出。広島大に在籍する研究者の受賞は初めてという。
片山さんの研究分野は量子情報科学。尾道北高校から15年に広島大総合科学部に進んで物理に関心を持ち、19年に大学院へ。博士号を取った後、22年4月から助教を務めている。
「楽しむこと忘れず」
今回の選出にあたっては、2…
- 【視点】
おめでとうございます! このところあまり明るい話題のない日本の科学界で、うれしいニュース。文科省やJSTは、このようなうまく行っている事例については研究が成功している原因を解明して、日本の科学界全体に適用できるよう検討していただきたいと思う
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