羽生善治九段、藤井聡太王将の挑戦者に 32歳差、タイトル戦初対決

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北野新太
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 将棋の羽生善治九段(52)が来年1月開幕の第72期王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)で藤井聡太王将(20)=竜王・王位・叡王・棋聖と合わせ五冠=に挑戦することが22日、決まった。棋界を象徴する両者が初めてタイトル戦で対戦することになった。

 羽生九段は同日、東京都渋谷区将棋会館で行われた王将戦挑戦者決定リーグ戦の最終戦で豊島将之九段(32)に勝ち、6勝0敗として挑戦権を獲得した。

 この日の対局は羽生九段の先手で角換わりに。中盤戦で豊島九段に錯覚があったとみられ、優勢になった羽生九段が勝ち切った。

 2020年の竜王戦以来のタイトル戦登場となる羽生九段は、歴代1位のタイトル獲得通算99期を重ねており、節目の100期達成を目指すことになる。

 羽生九段は昨期、デビュー3…

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この記事を書いた人
北野新太
文化部|囲碁将棋担当
専門・関心分野
囲碁将棋