(アートの伴走者)被災作品、あきらめず次世代へ 絵画保存修復家・岩井希久子

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 作品の保存方法がより大切であると感じ始めていた1997年、お菓子の袋に入っている脱酸素剤を美術品に使えないかとひらめいたのが、脱酸素密閉額装・展示(日本、米国で特許取得)の始まりでした。

 脱酸素剤のメーカーに相談したところサンプルを提供してもらいました。娘2人を連れて翌年渡英し、テート・ギャラリ…

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