(書評)『ホーキング,ホーキング』 チャールズ・サイフェ〈著〉

有料記事

[PR]

 ■大胆な仮説で物議、注目を楽しむ

 歴史上もっとも有名な物理学者を聞かれたら、ニュートン、アインシュタインに続きホーキングを挙げる人が多いに違いない。

 21歳でALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し、余命2年半を宣言される。にもかかわらず宇宙に特異点(始まり)があることを証明し、ブラックホールの蒸…

この記事は有料記事です。残り1154文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません