(評・音楽)川口成彦、ショパンをめぐる旅 2台を操り大団円へ、脱帽!

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 「諸君、脱帽したまえ、天才だ」とはシューマンのショパン評。川口成彦の「ショパンをめぐる旅」と題されたリサイタルは、この有名な評言を幾重にも思い起こさせた(17日、トッパンホール)。

 2台のピアノが並ぶ。上手寄りに1887年製のスタインウェイ。フレームは鉄。ほぼ現代のピアノ。下手寄りに1843年製…

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