(ひととき)おばあちゃんに届け

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 夏が来ると、必ず思い出すことがある。小学生のころ、今は天国で暮らしている大好きな祖母と、畑のそばの道を一緒に歩きながら、滝廉太郎の「花」を歌ったことだ。

 歌が苦手だったけれど、私は最後の3番まで必死に歌った。祖母は笑いながら、「私に似て、音痴ね!」と言った。「おばあちゃんに似ちゃったよー」と、私…

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