(書評)『北極探検隊の謎を追って』 ベア・ウースマ〈著〉

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 124年前、3人のスウェーデン人が乗った気球は数日間で北極を横断するはずだった。ところが、出発直後に制御不能に陥り、3日後に氷上に不時着。そりを引いて歩き、2カ月半かけて無人島にたどりついた後に命が絶える。

 33年後、白骨化した遺体とともに日誌が見つかり、3人の足取りは判明した。だが、死因は定か…

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