(声)認知症、予防より偏見を捨てて

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 無職 須本仁史(宮崎県 65)

 母は今月、100歳になりました。9人きょうだいのうち存命なのは年の離れた妹1人だけです。

 四つの年号を過ごした母。記憶の多くは消失したのか残存しているのか、私にはよく分かりません。思考回路がおぼろげになる認知症は、断片的な思い出を残しはしますが、事実を正確によみ…

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