(時事小言)対中警戒打ち出したG7 協調が招く、世界の分断 藤原帰一

有料記事藤原帰一の時事小言

[PR]

 バイデン政権の下で世界の先進諸国は対中強硬策を共有しようとしている。中国台頭を前にしたこの選択は合理的で、必要でさえあるが、もたらす結果は米中対立を軸とした長期的な世界の分断である。矛盾に満ちた国際政治の構図を読み解いてみよう。

 G7サミット(主要7カ国首脳会議)の議題が対中関係だけだったわけで…

この記事は有料記事です。残り1765文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら