(声)浪江への思い消えず10年、帰郷

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 大工 桑原道長(福島県 73)

 東日本大震災東京電力福島第一原発事故の被災地に11回目の夏が来る。被災者には暑さ以上に厳しい現実がある。

 2011年4月、私、妻、母の3人は、6カ所目の避難所となる土湯温泉(福島市)のホテルにたどり着いた。母は心労がたたり、まもなく亡くなった。明日につながるも…

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