(書評)『ウィリアム・アダムス 家康に愛された男・三浦按針』 フレデリック・クレインス〈著〉

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 ■世界情勢伝え「門戸開放」支える

 本書は、16世紀末日本に漂着し、徳川家康の家臣(旗本)として仕え、三浦按針という名を与えられたイギリス人ウィリアム・アダムスについて書かれている。家康は、キリスト教を弾圧し鎖国を始めた為政者というイメージが強い。ところが、本書が示す西洋側資料を見ると、まったく…

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