(声)1円の「重さ」、忘れてはならぬ

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 無職 荻原義重(長野県 76)

 昔の乗り合いバスには車掌さんがいて切符を切ってくれた。小学生の時、私は5キロほど離れた隣町の眼科へバスで通院していた。

 ある日治療が終わると、バスが来る時間ギリギリだった。停留所まで走ってポケットの小銭を見ると料金が1円不足だ。恐る恐る女性の車掌さんに「1円足り…

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