(著者に会いたい)『血湧き肉躍る任侠映画』 永田哲朗さん

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 ■馬鹿が格好よかった時代 文筆家・永田哲朗さん(89)

 いま「侠気(おとこぎ)」などと言えば眉をひそめられるのが落ちかもしれない。男らしさや女らしさという言葉は、うかつに口にできなくなった。昭和は加速度的に遠ざかっていく。

 本書に登場する映画のタイトルの一つを借りるなら、この大冊はそのまま「昭…

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