(声)語りつぐ戦争 大空襲、片手で家族守った父

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 無職 西岡義治(神奈川県 88)

 1945(昭和20)年3月10日の未明、東京の下町は米軍の空襲を受け、火の海と化した。墨田区押上に住んでいた私たち家族は防空壕(ごう)にこもり、ラジオと共に状況を見守った。

 そのうち浅草方面の空が真っ赤に染まりだしたので、近所の人と一緒に家を離れ、隅田川につな…

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