ウィーン・フィル、来日し来月公演 東京・大阪など4カ所

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 世界最高峰の楽団のひとつ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が11月に来日すると、招聘(しょうへい)元のサントリーホールが30日、発表した。コロナ禍における海外オーケストラの本格的な来日公演は、これが初めてとなる。

 サントリーホールによると、今回は、チャーター便での来日や公演会場と宿泊先の往復のみという行動制限の徹底、4日に1度のPCR検査などの感染防止措置を取るとし、「できる限りの対策を施し、より安全・安心な公演の開催をめざす」としている。

 来日公演は、11月5日の北九州から始まり、6日は大阪、8日は川崎、9、10、13、14日は東京で開かれる。6日は大阪・中之島フェスティバルホールで第58回大阪国際フェスティバル2020(朝日新聞文化財団、朝日新聞社など主催)の公演のひとつとして開かれる。フェスティバルホールでは「スタッフのマスク着用やサーモカメラによる検温、場内の消毒、空調システムによる換気の強化など新型コロナ感染症対策を徹底し、観客の健康を第一に運営に当たる」としている。

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