命の振動、触れて響き合う パーカッション奏者・加藤訓子 「人間の存在とは」三善作品深める

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 音楽は、音の振動を共有させるもの。今こそ、この原点に立ち戻りたい――。パーカッション奏者の加藤訓子が、若手を集めたワークショップや新譜録音、リサイタルを通じ、コロナ禍の現代社会に真摯(しんし)なメッセージを送り続けている。

 大人にも子供にも、「遊び場」がない時代になったとずっと思っていた。単な…

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