折々のことば:1956 鷲田清一

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 いつになったら/アホやなあ、/ほんになあ、としみじみうけとめられる日がくるやろか

 (阪田寛夫)

     ◇

 作家・作詞家の詩「アホ」から。娘の内藤啓子さんは、著書『枕詞(まくらことば)はサッちゃん』の中で、父は外では照れ屋で口下手、家では滑稽なほどに虚勢を張りながら、小説を書きだすと「おれは…

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