(特別展「きもの KIMONO」)重要文化財「小袖 黒綸子地波鴛鴦模様」
◆重要文化財「小袖 黒綸子地波鴛鴦模様(くろりんずじなみおしどりもよう)」 江戸時代・17世紀
左肩から右肩、腰から裾へ弧を描くように大胆な模様が表される「寛文小袖」の代表作。水辺に戯れる鴛鴦(おしどり)たちの合間に見える立浪は、よくよく見ると、魚を取る網を干す形のようでもあり、伸びゆくタケノコの姿も浮かんでくる。さまざまな意匠が見え隠れする遊び心のある作品だ。
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東京国立博物館 8月23日まで…
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