オランダの絵本作家ディック・ブルーナ（１９２７～２０１７）が描いた「ミッフィー」の誕生６５周年を記念した「ミッフィー展」（朝日新聞社主催）が、２３日から東京・松屋銀座の８階イベントスクエアで開かれる。テーマは「ｗｉｔｈ」。ミッフィーを取り巻く家族や友達が紡いでいく物語を原画やスケッチ、創作メモなどから再現する。

　２２日にはオープニングイベントが開催され、俳優の上白石萌音（かみしらいし・もね）さん＝写真＝がトークセッションで、「小さなころから絵本やぬいぐるみと一緒でした。原画や作品が見られて、すごい癒やされています」と語った。展示品は２５０点以上。初期４部作のひとつ「ゆきのひのうさこちゃん」（１９６３年）のコーナーでは、ふわふわと雪が降る景色をミッフィーと一緒に見る気分が味わえるなど、絵本の世界をほうふつさせる演出も見どころだ。８月１０日まで。入場は日時指定制。一般１２００円など。詳細は公式サイト（https://miffy65.exhibit.jp/）。