(文化の扉)語り継ぐ、学校の怪談 話集めた児童書30年、「うちにも」と共感

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 誰もいない放課後や深夜の学校は、魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈(ばっこ)する異界なのだろうか。児童書『学校の怪談』シリーズの誕生から30年。子どもたちの豊かな想像力が生み出した妖怪たちは、今日も学校のどこかをさまよっている。

 「『学校の怪談』が生まれた背景には時代の変化があった」

 民俗学者

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