(声)語りつぐ戦争 最期伝えた文の主、ついに会えず

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 ■語りつぐ戦争 平和のバトン 戦後75年

 無職 星野久子(東京都 88)

 兄は1945(昭和20)年、フィリピンのルソン島で戦死しました。

 手榴弾(しゅりゅうだん)を抱え、切り込み隊員として勇敢に敵陣に向かった――。兄の最期を知るのは、終戦の翌年に届けられた長尾為秀さんの手紙があるからです…

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