(書評)『ポロック生命体』 瀬名秀明〈著〉

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 ■故人の新作をAIが発表する日

 人工知能(AI)は将棋で人間に勝てるか、小説を書けるか、東大入試に合格できるか、夢を見るか。

 キャッチーなフレーズの数々が、AIの可能性を社会に浸透させるとともに、人々に得体(えたい)のしれない不安感を抱かせている。

 本書は、陳腐化したこれらのフレーズを超え…

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